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「JA共済」小・中学生
作文コンクール

2025年度 第61回 受賞作品

全共連福岡県本部運営委員会会長賞

めでたし、はじまり

国立大学法人  福岡教育大学附属福岡小学校1年中しま 千ひろ

 大みそかのスーパーに、お正月のじゅんびでかいものにいった。がん日のよるにたべるおかしらつきのたい、おすし、年こしそば、わたしのすきなからあげとハンバーグのりょうほうが入ったオードブル。いつものウインナーだけうりきれだった。
 おみせの人はせかせかといそがしそうにうごいていた。おきゃくさんはあれこれなやんでいたけれど、大人も子どももにこにこしていた。スーパーには、みんなのうれしくてたのしいなやみごとがつまっていた。
「たいのかた、いますかあ。」
「はい、はあい。」
おばあちゃんがへんじをした。おなべに入るかまよいながらえらんだ、うちのたい。おじいちゃんのりょう手には、おすしのふろしき。わたしはおかしの山をかかえて、いえにかえった。
 よるの年こしそばをまつあいだ、今年一ばんの本気を出してトランプをしていたら、おしごとがおわったおとうさんとおかあさんがかえってきた。
 あたらしい年までもうすこし。
「小学生になったから、今年はじょやのかねがきけるかもね。」
と、おとうさんにいわれたけれど、気がついたらふわふわのおふとんの中にいて、だいだいいろのたいようがのぼっていた。
「あけましておめでとう。」
一月一日、たのしいまい日のはじまり、はじまり。

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