ホーム > 小・中学生作文コンクール > 福岡県教育委員会賞 > きのことのたたかい

「JA共済」小・中学生
作文コンクール

2025年度 第61回 受賞作品

福岡県教育委員会賞

きのことのたたかい

豊前市立  千束小学校1年いませ こうすけ

「しょくよくのあきです。なんでもおいしくたべましょう。」
と、先生はいう。でも、ぼくは、あきになって、きゅうしょくのじかん、よくたたかっている。なにとたたかっているかというと、きのこだ。
 シチューにはマッシュルーム、とんじるにはしいたけ。あきになって、まいにちのように、メニューにきのこがでてくる。このまえなんて、ハンバーグソースにしめじとえのきたけがはいっていた。おいしいはずのハンバーグなのにガーンとおもった。
「ようし。」
がんばってたべようとするけれど、はしをもったゆびがかってにどこかにいく。「やだなあ。」「でもたべなきゃ。」ぼくのきもちは、そのくりかえしだ。がんばろうとおもっても、ちょびちょびしかたべられない。にゅるっとしたかんじ。むりだ。このたたかいにおわりはあるのか。ぼくはいっしょうこのままなのか。
「こうすけくん、がんばって。」
ともだちがおうえんしてくれた。
ぼくは目をつぶって、
「えい。」
えのきをくちへいれた。しめじをかんだ。じかんはとっくにすぎてしまっているけれど、どうにかたべおわることができた。ぼくはよくがんばれた。
 あすのメニューは、きのこいりのみそしるだ。ぼくのたたかいはまだまだつづく。

ページ上へ