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「JA共済」小・中学生
作文コンクール

2021年度 第57回 受賞作品

RKB毎日放送賞

カブトムシにむちゅう

宇美町立  宇美小学校3年大漉 めい

 今年の夏、弟が友だちといっしょにカブトムシのオスとメスをとってきました。
「うわーっ、でかっ。」
 その大きさに、わたしと姉はびっくりして、弟のカブトムシからもう目がはなせませんでした。次の日、さっそくカブトムシを入れる箱を父が作ってくれました。お店に行って、土とゼリーも買いました。
「何だか、わくわくするね。」
そう言いながら、わたしと弟はカブトムシを箱の中に入れました。わたしと弟は、母から、
「昼ごはんよ。」
とよばれるまで、ずっと箱の中を見ていました。ごはんを先に食べ終わった弟が、また箱の中を見に行きました。
「あっ。」
弟がさけんだので、わたしもあわてて見に行くと、カブトムシがいません。
 どこに行ったんだろうと思って箱を動かすと、土の中に横向きのあなが開いています。そのあなをのぞくと、中にちゃんとカブトムシがいたので、ほっとしました。夜になるとわたしは歯をみがくけれど、カブトムシは、夜になるとおいしそうにゼリーを食べています。朝起きると、ゼリーがなくなっているので、何だかうれしくなります。
 カブトムシは夜になると、ときどきけんかもしていました。オスとメスはなかがいいと思っていたけど、けんかもするんだなあと思いました。かんさつしていると、ふしぎなことがいっぱいです。
 夏が終わるころ、二ひきのカブトムシは、日に日に弱っていきました。そして、とうとう死んでしまいました。
さびしい気持ちになりました。
 しばらくたったある日、げんかんからまた弟の大きな声が聞こえました。
「ようちゅうがいる。」
たしかに、土のすきまから小さな白いものが見えています。
「ほんとだなあ。」
父もびっくりしています。
 二ひきが死んで悲しかったけれど、また大きなカブトムシにするために、今はようちゅうを大事に育てています。

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