2021年度 第57回 受賞作品
RKB毎日放送賞
はじめてのちちしぼり
那珂川市立 安徳小学校1年三かじり あおい
わたしは、もーもーらんどというぼくじょうへいきました。
そこには、大きなひろばや、ロングスライダー、ピンクのコスモスばたけにつくられためいろなどがありました。
なかでも、うしのいるぼくじょうは、とてもひろくて、わたしは、いくのがたのしみでした。どうしてかというと、ちちしぼりたいけんができるからです。
わたしは、うしごやにいって、かかりの人にちちしぼりのしかたをならいました。
「こんなふうにするんだよ。」
と、かかりの人が、手をうごかしながらおしえてくれました。
「おちちのねもとを、ゆびでまるくかこんで、上からじゅん ばんにやさしくしぼってね。」
おしえてもらったとおりに、あいずにあわせてやってみました。
「せえの!」
うわぁ。びっくりしました。わたしがおもっていたより、やわらかくて、あたたかくて、いきおいよくおちちが出たからです。ぎゅうっとしぼると、まっしろいおちちが出てきました。
「どうだった。」
と、おかあさんがきいたので、
「おにくみたいにやわらかかったよ。」
と、いいました。
こんどは、しぼったおちちで、アイスクリームやバターをつくって、あじわってみたいです。