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「JA共済」小・中学生
作文コンクール

2021年度 第57回 受賞作品

日本農業新聞賞

ママザウルスとピアノ

福岡市立  照葉北小学校2年須藤 友菜

「もういやだ。」
わたしがそう言ったのは、ピアノのコンクールの二日前のれんしゅうをしていた時のことでした。わたしはいっしょうけんめいひいていたつもりなのに、お母さんは、どなりながら
「強弱がついていない。もっとしんけんにひきなさい。」
とおにのような顔でおこりました。わたしはかなしさとくやしさがいっしょになって、「まるであの人は人の気もちがわからないかいじゅうみたいな人だ。今どからママザウルスとよぼう。そして、かいじゅうに言われなくても自分で考えてれんしゅうしよう。」と、思いました。
 コンクールの日の朝、いつものようにれんしゅうをしていると、あのママザウルスがへやに入ってきて、いつもとべつの人のように、
「今日は、おちついて楽しくひけばいいからね。」
と、ニコニコ顔でやさしく声をかけてくれました。いつもこんな言い方だったらいいのにと思いながら気分よくドレスにきがえて会場にむかいました。
 ママザウルスとのたたかいの日々のおかげで、自分で考えてれんしゅうするようになったからなのか、本番では楽しくえんそうできて、金しょうをもらうことができました。
 つぎは全国大会ですが、お母さんがママザウルスにならなくてもいいように、自分で考えてれんしゅうをしていきます。そして、ステキなえんそうを全国大会でひろうしたいと思います。

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