2021年度 第57回 受賞作品
福岡県教育委員会賞
ぼくはまほうつかい
福岡市立 百道浜小学校1年柴田 瑛人
ぼくはやさいが大すきだ。なぜなら、やさいはシャキシャキしてえいようがたっぷりでおいしいからだ。でも、ぼくのおとうとはにが手なやさいがおおい。どうしてときいてもりゆうはわからない。
ぼくはやさいはすきだけど、あじがしなくてフニャフニャしているとうふがにが手だ。でも、ぼくのおかあさんは、ぼくがとうふをおいしくたべられるようにミートソースにとても小さくしたこうやどうふをまぜて、とうふにおいしいまほうをかけてくれる。
そこで、ぼくもおかあさんみたいにくふうをして、おとうとにおいしくやさいをたべてもらおうとおもった。おとうとのにが手なピーマンを小さくしてハンバーグの中にこっそりと入れるまほうをかけることにした。
ピーマンを小さくきるのがむずかしかったけれど、おいしくなるまほうのためにがんばった。たべるときは、おとうとがピーマンに気づかないかどうかドキドキした。でも、おとうとが「おいしい」といってぼくのつくったハンバーグをたくさんたべてくれてとてもうれしかった。
おとうとのかおを見て、ぼくがまたまほうつかいになって、おとうとがおいしくやさいをたべられるといいなとおもった。おいしくなるまほうっておもしろいな。