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「JA共済」小・中学生
作文コンクール

2020年度 第56回 受賞作品

福岡県知事賞

手がみのくすり

私立  麻生学園小学校1年ありよし すぐる

「おかあさん、あした学校いけるかな。」
「もうちょっとがまんしてね。ねつがさがったらね。」
ああ、だめか。ぼくは、もう五日学校を休んでいます。「みんななにしているのかな。早く学校いってみんなとあそびたいな。」
そのとき、おかあさんが、
「みんなからのお手がみだよ。」
と、ふうとうをわたしました。ぼくは、うれしくてみんなからの手がみをなん回もよみました。そして、みんなに手がみをかきました。
 一年一くみのみんなへ
 みんな、ぼくのことをたくさんしんぱいしてくれて、ありがとう。ぼくは、みんなの手がみのくすりで元気になったよ。みんなの力がとどいたよ。ぼくは、みんながこんなにしんぱいしてくれてたからびっくりしたよ。小さいときからびょう気でくるしいおもいをたくさんしたけど、がんばってのりこえてきたんだ。でも、みんなの手がみが、今までで一ばんきいたよ。みんなとともだちになれてよかった。ぼくは、このみんなからの手がみを、一生のたからものにするよ。みんな、またいっしょにべんきょうしたり、あそんだりしようね。一年一組のみんな、ありがとう。 すぐる
 早くみんなに手がみをとどけたいな。

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