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「JA共済」小・中学生
作文コンクール

2019年度 第55回 受賞作品

西日本新聞社賞

あわてんぼうのサンタさん

筑紫野市立  筑紫東小学校2年田中 れい

 私は、サンタさんの正体を知っています。
 サンタクロースは、三~四世紀にそんざいしたギリシャのしきょう、せいニコラウスという人のことをいうみたいです。私は、サンタさんについて調べてふしぎに思うことがたくさんありました。今はそんざいしない人がどうやって世かい中の子どもたちにプレゼントをくばることができるのか。一人で世かい中の子どもたちにプレゼントをくばることなんてできるのか。どうやってみんなのほしいものを知っているのか。
 うちには毎年あわてんぼうのサンタさんが来てくれます。いつもクリスマスよりはやく来ます。クリスマス前の日曜日にプレゼントがベッドのよこにおいてあります。なぜ私の家だけあわてんぼうのサンタさんなんだろうって思ってきょ年お母さんに聞きました。
「一日じゃ世かい中の子どもたちにくばりきれないから、いい子にしてた子からくばってくれるんだよ。」
と教えてくれました。一年生だった私は、「そうなんだ。うれしいな。」と思っていました。
 でも、今年はちがいます。ぜんぶ調べてぜんぶ知りました。
 今年も二十二日にプレゼントがおいてありました。私たちがプレゼントを見つけて開けていると、うちのサンタさんは、うれしそうにわらってました。日曜日にくるのは、サンタさんが私たちのよろこんだ顔を見たいからだろうなと思いました。でもこのことは、妹と弟にはないしょにしておきます。小さい時から、サンタさんありがとう。

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