あこがれの車

私立　麻生学園小学校1年さか本　いちか

「よし、じゃあのってみるか。」
おじいちゃんがさそってくれたのは、わたしがずっとのってみたかった、おじいちゃんの「のうぎょうようベンツ」です。おじいちゃんが、そうよんでいます。わたしは、はしってその車のところにいきました。ドアをあけると、ツーシート。うしろには、やねがありません。そこには、たくさんにもつをのせることができます。お父さんの車の方が大きいですが、にもつはおじいちゃんの方がたくさんのせることができます。まっ白でかっこいいです。
　わたしたちは、このかっこいい車にのって、ひいばあちゃんのいえにしん年のあいさつにいきました。中から見るけしきは、いつもよりちかくかんじました。だんさのところをとおったとき「ガタン」といって宙にうかびました。おじいちゃんとかおを見あわせて大わらいしました。
　お母さんは、小さいとき、にだいにのってはたけについていったそうです。わたしもにだいにのりたいな。かぜがまえからビュンビュンふいてすずしいだろうな。
　お兄ちゃんと小さな一つのせきにすわると、ちょっぴりきゅうくつでせなかがいたかった。
　どんなガタガタみちでもへっちゃらなおじいちゃんの車。またのせてね、おじいちゃん。