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「JA共済」小・中学生
作文コンクール

2017年度 第53回 受賞作品

RKB毎日放送賞

もんちゃん

みやま市立  桜舞館小学校1年せ口 そら

 もんちゃんは、見守りたいです。ようちえんのころからずっと、わたしのおくりむかえをしてくれています。雨のときは車で、はれのときはわたしのすぐうしろをあるいてついてきてくれます。もんちゃんは、わたしのおじいちゃんです。

「ああ、あつかった。ただいま、もんちゃん。」

あつい日は、デッキでプールに水をためてあそびます。水を入れるやくは、もんちゃんです。もんちゃんは、ホースでシューっとぞうさんのはなのように水をかけてくれます。それがおわると、よみきかせです。いすを二つよういします。もんちゃんは、ゆっくりよんだり、ときどき二ページめくったりします。こわいはなしのときはこわそうに、おもしろいはなしのときは、じぶんで

「ははは。」

とわらいながらよんでくれます。もんちゃんのすわっているいすがちかすぎて、たおれそうになるくらいおもしろいです。

 もんちゃんからなんでもしてもらって、わたしはおひめさまきぶんです。やさしくて一ばん大すきな、じまんのおじいちゃんです。もんちゃんが年をとったら、こんどはわたしがおせわをして、王さまにしてあげたいです

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