2017年度 第53回 受賞作品
西日本新聞社賞
ぼくのうまれた日
大野城市立 大城小学校1年竹山 こうき
一月五日、まちにまった日がやってきました。それは、ぼくの七さいのたんじょう日です。
ぼくが七ねんまえ、うまれた日は、ゆきがしんしんとふるさむい日でした。すこし小さくうまれたぼくは、うまれて二しゅうかんくらいびょういんにいました。そのとき、おとうさんとおかあさんはとてもしんぱいしていたそうです。しかし、ぼくは、よくないて、よくミルクをのんで、あっというまにまんまるとよくふとったあかちゃんになりました。
うまれて三か月たつと、みんなとおなじくらいのたいじゅうになり、
「もうあんしんですね。」
と、にこにこがおのおいしゃさんにいわれたおかあさんは、
「ほっとして、うれしくてないちゃった。」といっていました。
まいとし、たんじょう日には、小さいころのしゃしんをかぞくみんなで見ながら、そのときのおもい出をはなします。ぼくのとくべつな日。たんじょう日は、ごちそうをたべたり、プレゼントをもらったりするうれしいことだけではなく、うまれた日のうまれたときのことをおもいだし「うまれてよかった。」と、かんじるとくべつな日でもあります。
また、一ねんご、ぼくのたんじょう日がくるのが、いまからとてもたのしみです。