ホーム > 小・中学生作文コンクール > 過去の受賞作品

「JA共済」小・中学生
作文コンクール

2017年度 第53回 受賞作品

全共連福岡県本部運営委員会会長賞

きん急事たい発生!!

福岡市立  名島小学校3年入部 はるき

 ぼくは、おるす番が大きらいだ。夜のおるす番はとくにきらいだ。でも、どうしてもしないといけないときは、テレビをつけている。なぜなら、音があったほうが安心するし、気がまぎれるからだ。

 この前、お兄ちゃんと妹と三人で夜、おるす番をしていたときのこと。とつぜん、パチッと電気が消えて、まっ暗やみになった。エアコンもテレビも消えて家じゅうがシーンとなった。カーテンを開けて外を見てみると、よその家は、みんな電気がついていた。ぼくは、パニックになって、おかあさんに電話しようと思った。でも、受わきを何回あげても、ボタンを何回おしても、反のうしない。ぼくは、もっとふ安になった。そのとき、おにいちゃんが、

「わあ、これじゃ宿題できんけん、明日、先生におこられる やん。」

と言った。ぼくは、それを聞いて、「今、それどころじゃないやろう、どんだけのんきなん。」と思った。そして、

「てい電してて、宿題ができませんでしたって言えばいいや ん。」

と言った。ぼくは心ぞうがとび出しそうなくらいドキドキしていた。でも、ぼくがこわがったら、妹がもっとこわがると思ったから、がまんして、

「大じょうぶよ。大じょうぶよ。」

と妹に言った。そして、何か方ほうがないか考えた。ぼくは、お母さんが言っていたことを思い出した。

「ママがおらんときに何かあったら、こうちゃんちに行きな さい。」

と言っていた。だから、ぼくは、お兄ちゃんと妹に、こうちゃんちに行って相談しようとていあんした。

 ピンポーン。ぼくたちは、インターホンをならして、てい電のことを話した。そうしたら、こうちゃんのお母さんがうちに来て、カチッとスイッチを上げただけでてい電を直してくれた。そのときのこうちゃんのお母さんは、まるでスーパーヒーローのように見えた。

 二時間くらいして帰ってきたお母さんは、

「電話が通じなかったのは、ママのけいたいがこわれとうけ んかと思った。」

とわらっていた。こっちは、すごく大へんだったのに、お母さんものんきだな。やっぱり、おるす番は大きらいだ

ページ上へ