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「JA共済」小・中学生
作文コンクール

2022年度 第58回 受賞作品

全共連福岡県本部運営委員会会長賞

おはかそうじの五つのふしぎ

小郡市立  三国小学校2年進藤 なのは

 私は、すごくこわがりです。「おはか」というと、どうしても、おばけをそうぞうしてしまいます。
 私の家では、年に二回は、かならず家ぞく皆でおはかそうじに行きます。私は、おはかそうじをするのはこわくなく、楽しくて好きです。なぜかというと、たくさんのふしぎがあるからです。
 私のお父さんは、いつも家ではおそうじなどは、ほとんどしません。けれど、おはかそうじをする日だけは、なぜかお父さんがリーダーのように見えます。おはかの上から水を流すのは、お父さんがいないとこまります。そして、皆にあれこれ言ってきます。いつもは、そんなことは言わないのに……。一つめのふしぎです。
 お母さんは、おはかの石の間のこけをみがきます。きれいになると、
「ああ、つかれた。」
と、言っています。おわると、にっこりわらってやさしい顔に見えます。二つめのふしぎです。
 お姉ちゃんと私は、水くみと水流し係です。いつもは、よくけんかするけれど、二人で交代しながらやっています。なぜかその時は、ゆずり合えます。三つめのふしぎです。
 家ぞく皆でおそうじをして、さいごには、いつも心がスッキリしています。これが四つめのふしぎです。
 家ぞく皆とするおはかそうじには、よいふしぎがあるので、こわがりの私も、こわくなくなるのが五つめのふしぎです。

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