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「JA共済」小・中学生
作文コンクール

2021年度 第57回 受賞作品

西日本新聞社賞

「なかよくなれるかな」

私立  福岡雙葉小学校2年にれ田 あまね

 秋の朝、少しブルブルするさむい通学ろで、私はそのカタツムリと出会いました。通学ろは、車がビュンビュンはやく走るからこわくてあぶないところです。だから、私は、そのカタツムリを、あんぜんなところへうつしてあげました。私は、学校へ行ってもそのことが気になっていました。
 数時間後、私はその場所に行ってみました。なんと、まだそこにそのカタツムリはいたのです。だけど、秋風がさむそうでこのままでは死んじゃうかもしれないと思って、お家へつれて帰りました。
「よしっ、名前をつけよう。」
私は、つくしのようにぐんぐんそだってほしいなと思って、つぐみという名前にしました。つぐみちゃんは、はじめはカチンと止まって元気がなかったのでしんぱいでした。しかし、少しずつグニョーングニョーンとうごくようになりました。初めて食べたのはニンジン。ニンジンを食べるとオレンジのうんちをするのです。たまごのからの中でねたり、虫かごのかべをはいずりまわったり。
 ところで、私のお家には二匹の先ぱいがいます。クローとクローズです。今年はたくさんのたまごをうみました。かわいい赤ちゃんがうまれると思っていました。だけどうまれませんでした。さみしかったけど、かれらの方が、もっとさみしかっただろうな。
 これからのつぐみちゃんの目ひょうは、二匹の先ぱいとなかよくすることです。今はまだちがう虫かごにいるので、きっと、さい初はきんちょうするだろうな。

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