2020年度 第56回 受賞作品
日本農業新聞賞
わたしはスーパーお姉さん
私立 福岡雙葉小学校2年しばお み羽
「おぎゃあ。」
おととしの六月、妹が生まれました。とても小さくて、ふわふわしていてかわいい赤ちゃんです。ずっと妹がほしいなぁ、と思っていたのでうれしかったです。
わたしには、すでに二つ下の弟がいて、妹が生まれるまでは、ふつうのお姉さんでした。しかし、妹が生まれてわたしのお姉さんのしごとは二ばいになりました。お姉さんのしごと内ようは、二つあります。
一つ目は赤ちゃんのおせ話です。おむつをかえる、ミルクをのませる、ミルクをのんだ時間をおぼえる、お口からミルクが出ていた時はガーゼでふいてあげる、などです。赤ちゃんはお話ができないので、何でないているのか分からない時が大へんです。
二つ目は、弟のあそびあい手をすることです。ブロックあそび、ミニカー、おままごとなどで、一しょにあそびます。弟はお話はできるけど、がまんができないのでもっと大へんです。なるべくけんかにならないように、上手にあそんであげるのがポイントです。
お姉さんのしごとは、大へんだけどやりがいのあるしごとです。
妹が生まれて一年半たちました。わたしは、ふつうのお姉さんからスーパーお姉さんになれた気がします。
そんなある日、わたしに大じけんがおこりました。なんと、二人目の妹が生まれたのです。
つぎは、何でもできるスーパーミラクルお姉さんを目ざそうと思います。