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「JA共済」小・中学生
作文コンクール

2019年度 第55回 受賞作品

日本農業新聞賞

元日の楽しみ

福岡市立  舞鶴小学校4年椎名 杏

「たくさん届いてるかな。」
私はわくわくしながらマンションの郵便ポストのとびらを開けた。
 今日は元日。待ちに待った年賀状が届く日だ。
 ポストの中には、ゴムで束ねられた年賀状が入っていた。家に持って帰って数えると、私あての年賀状は十八枚あった。うれしかった。
 私は年賀状が大好きだ。
 お友達からの年賀状、今年はどんな写真かな。どんなお手紙を書いてくれているかなと、想ぞうするだけで楽しくなる。
 ようち園の時のお友達や先生、引っこししてもう会えないお友達にも写真で会える。学校の先生や習い事の先生からの年賀状も楽しみだ。ふつうは、先生からお手紙はなかなかもらえないからだ。
 学校の先生からの年賀状には、「ダンス楽しみにしています。」と書いてあった。私がダンスを好きなことを知っていてくれてるんだなとうれしくなった。習い事の先生からのには、「今年はターンが回れるようにがんばろう。」と書いてあった。先生たちはいっぱい生徒がいるから大変だと思うけど、一人一人に、その子のことを考えてお手紙を書いてくれているんだと思うとうれしかった。
 年賀状は書くのがめんどくさいからと、年賀状を出さない人が増えてきているとニュースで言っていた。そのうち、年賀状を送る習かんは無くなるかもしれないらしい。そんなのいやだ。大きくなって会えなくなっても、一年に一度、その子のことを思い出しながら書く年賀状はすてきだと思う。一年に一度でも、私の事を思い出してくれたんだと思うとうれしい。
 私は年賀状が大好きだ。一月二日も配達してほしいくらいだ。まだ、毎年送ってくれるお友達全員から届いていない。早くみんなから届かないかな。待ち遠しくて、一日に何度もポストを見に行ってしまう。

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