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「JA共済」小・中学生
作文コンクール

2016年度 第52回 受賞作品

福岡県知事賞

ぼくのがんばりどころ

福岡市  金山小学校2年田中 ゆいと

「どうしよう。」

 ぼくは、心の中で思いました。

 ここは、ソニックという電車の六りょう目です。お母さんは、二ばん目のおとうとのおむつをかえに二りょう目に行っています。

 ゴォーゴォー、シュッ、コォッ、コォォォー。

 電車がしゅう点のはか多えきにつきました。一ばん目のおとうとは、ぼくのとなりでかたまっています。

「ぼくが一ばん目のおとうとをまもらなくちゃ。」

 そう思ったぼくは、右手でおいてあるにもつをぜんぶもって、左手でふあんそうな一ばん目のおとうとの手をしっかりにぎりました。

 そして、お母さんのところに行こうとしました。でも、みんながおりようとして行けません。とうとうぼくたちは、おりるれつにつられて、電車をおりてしまいました。

 ぼくは、考えました。

「そうだ。お父さんは、はか多えきの前でまっている。ぼくは、 自分のきっぷをもっているから、かいさつ口を出て、お父さん からお母さんに電話をかけてもらおう。」

 いそいでかいだんをおりようとした時、後ろから声が聞こえてきました。

「ゆいと!えいすけ!。」

 あわてた顔のお母さんが、大きな声でぼくたちの名前をよんでいるのが見えました。

 そのしゅんかん、ぼくは、一ばん目のおとうとの手をもう一ど、ぎっとにぎりしめました。そして、心からホッとしました。

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