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「JA共済」小・中学生
作文コンクール

2011年度 第47回 受賞作品

全共連福岡県本部長賞

お父さんのライブ

北九州市  折尾西小学校4年さとう 羽

 クリスマスの日。

 ぼくは、小倉北区にあるライブハウスにお父さんのバンドのライブを見に行きました。

 お父さんは、若いときにバンド活動をしていたそうです。たんとうはドラムです。

 始まりの時間が近づいてきたので会場に入りました。ぼくも、お母さんもとてもどきどきしていました。「今ごろ、お父さんもどきどきしているかな。まちがえないかな。」

 お父さんのライブを見るのは、二回目です。前回見たときと、どう変わっているか、上手になっているか、とても楽しみだけど、気にもなりました。

 いよいよお父さんたちの番がきました。

 司会の人が、「伝説のバンドの登場です。」と、しょうかいして、お父さんたちが出てきたので、なぜかなと思いました。若いときに全国大会に出場して、ゆう勝したことがあるからだそうです。それを聞いてとてもびっくりしました。お家では、いつもお酒を飲んでごろごろしているお父さんが、うそのようです。

 お父さんたちのえんそうが始まると、会場の中が、一気にもり上がりました。

 お父さんがとてもかっこよく見えました。

 お母さんも、すごく楽しそうでした。「お父さん、よくできるね。別人みたいやね。かっこいいね。」と、ほめていたので、ぼくもうれしくなりました。

 えんそうが終わると、大きな大きな拍手をしました。

 ライブの帰りに、三人で食事をしました。いつものお父さんとちょっとちがう気がして見ていると、お父さんもお母さんもうれしそうでした。

 今日のクリスマスはとってもいいクリスマスプレゼントをもらったとおもいました。それは、「かっこいいお父さん」です。

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