2023年度 第59回 受賞作品
日本農業新聞賞
コンニャクのひみつ
福岡市立 田島小学校1年岡田 千尋
わたしはコンニャクが大すきだ。プニプニのしょっかんとあじとおなかをおそうじしてくれるとこがすきだ。ちなみにコンニャクっておいものなかまらしい。
そこで、じっさいにコンニャクづくりたいけんにいってみた。
「これがコンニャクいもだよ。」
と、おしえてもらった。見ると、オニのような大きなツノがおいもの上下に生えていた。しかもす手でさわると、手があれるらしい。中みを見てみるとまっ白でサトイモににていた。コンニャクづくりのポイントはわざとかわを少しのこすとおしえてもらった。これがコンニャクのツブツブのしょうたいなんだって。
ミキサーでドロドロにして三十分間ねかせたあと、手ぶくろをしてようやくさわれるようになった。ハンバーグのようなかたちにコネコネするのがコツ。グツグツのおかまにポイッと入れた。わたしはうれしくて、おかまのちかくをウロウロしてまっていた。
「手づくりコンニャクめし上がれ。」
といわれて、ドキドキしながらたべると、
「あれっザラザラしていてあじもなくてわたしのすきなコンニャクとぜんぜんちがう。」
コンニャクの本とうのおいしさのひみつをかんじるには、まだまだはやいなとおもった。